国立感染症研究所 感染症情報センター
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FETP
  FETP研修員からのメッセージ


(11期生 2009−2011)

神戸大学を卒業し、大学病院及び地域の中核病院で小児科勤務後、大阪府保健所にて公衆衛生に従事していました。大阪府からは2人目のFETP参加になります。今後、保健所では健康危機管理の拠点としての機能がより重視され、その中でも感染症対策は大きな柱になると考えています。 FETPでは多くの経験をし、地域での感染症対策に生かしていきたいと思います。

東京医科歯科大学を卒業後、佐久総合病院、静岡県立静岡がんセンターにて一般内科、臨床感染症の経験を積んできました。感染症診療や院内感染対策に携わるうちに疫学的な知識やスキルの重要性について痛感しFETPを志望しました。研修を開始して間もなく新型インフルエンザが発生し、忙しくも充実した日々を送っています。感染症臨床と疫学をつなぐような形での研修、活動ができればと考えています。

沖縄の県立病院にて感染症内科医として勤務をしていましたが、広い視野で感染症をとらえるべくFETPに飛び込みました。公衆衛生的な視点でみる感染症は、臨床的な視点でみていた風景とひと味もふた味も異なり、大変エキサイティングです。公衆衛生マインドを持つ皆さんの参加をお待ちしています。

2000年に北海道大学を卒業後、兵庫県にある200床程度の地域病院で一般内科の初期研修を行い、その後、都立病院で後期研修を行いました。後期研修終了後はそのまま感染症科医員として数年勤務していました。感染症診療や、院内感染対策にかかわるうちに、疫学の知識を身につける必要性を感じ、FETPを志望するに至りました。本課程修了後の活動は全く未定ですが、感染症診療及び実地疫学にかかわれる分野で活動していきたいと考えています。

検疫所からの派遣です。検疫所に就職する以前は臨床医として長く過ごし、公衆衛生とは無縁でした。現在はこのFETP研修に参加させていただいているお蔭で、実地疫学をはじめ様々なことを経験でき、とても感謝しています。FETPネットワークが日本中そして検疫所を出入り口として世界中につながっていくよう関わっていきたいと思います。

(10期生 2008−2010)

2003年徳島大学卒業、岡山大学大学院(疫学・衛生学)4年次を休学して、FETPに参加しています。大学院で勉強するうちに、実際の集団感染発生時における疫学調査を経験したいと思うようになり志望しました。今後、公衆衛生活動に従事していく中で、FETPで得られた経験や知識を生かし、さらに向上させることができるよう努力したいと思っております。

1999年横浜市大卒、都内の病院で初期研修を受けた後、2001年から横浜市大 泌尿器科に入局し、腎移植や固形臓器移植関連の感染症、化学療法に関連した感染症、尿路性器感染症などを学んできました。 2003年から院内感染対策に関わりはじめたのをきっかけに、疫学調査または疫学自体の重要さを感じ、2008年度に勤務していた病院を辞め、医局の人事を外してもらって、FETPに参加しました。FETPではアウトブレイクの疫学調査のみならず、サーベイランスや国際保健の仕事、国際学会や厚労省の会議への参加、疫学論文などの執筆など、充実した日々を送らせていただいております。長いようで短い2年間は、皆様のキャリアーの中で重要なものとなることは間違いないと思いますので、是非FETPの門をただいてください。

秋田大学医学部卒業後、整形外科、麻酔科での臨床研修、臨床を経て、公衆衛生医師として保健所に勤務。横須賀市での麻疹流行を機会に、感染症実地疫学の調査手法を学びたくFETPに参加しました。健診でアジアの国々から日本に来ている子供たちの母子手帳を確認したとき、多くの種類のワクチンが接種されていることに驚かされたことがありますが、現場の感染症対策にグローバルな視点がますます必要であることをFETPでの経験を通じて痛感しています。

陸上自衛隊からの派遣です。防衛医大を卒業後、臨床研修、部隊勤務に従事いたしました。FETPには感染症対策を学ぶ目的にて参加させていただきました。FETPでの活動は、感染症対策の基礎から応用まで幅広く、深く系統立って学ぶことができるものであり、非常に有益な課程であるものと思います。今後は、本課程で得た知識・経験をさらに深めるとともに、今後に生かしていきたいと考えております。

                                      

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