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コクシジオイデス症は米国西南部(カリフォルニア州、アリゾナ州、ネバダ州、ユタ州など)、メキシコ西部、アルゼンチンのパンパ地域、ベネズエラのファルコン州の半乾燥地帯などの風土病である。米国では最近、年間4,000〜6,000例が報告されているが、季節的には晩夏〜初秋に多いとされている。
予防は、流行地において砂ほこりを吸入しないことであるが、キャンプなどの野外活動で土の掘り起こしなどの作業を行うと、危険が高くなる。それらが避けられない場合には、0.4μmの粒子
をトラップできる塵埃マスクを緊密に装着することが望まれる。また、流行地の綿や藁などは汚染されていることがあるので、それらを持ち出さない注意も必要である。
2005年は現在までに報告はない。これまでに報告された12例の推定感染地域は、米国が10例(アリゾナ州6例、ネバダ州1例、カリフォルニア州1例、記載なし2例)、メキシコが2例であった。年齢は28〜70歳(中央値37歳)で、内訳は20代1例、30代6例、40代2例、50代2例、70代1例であり、性別では男性11例、女性1例であった。 発病月については、記載があった7例のうち、4月の1例以外は8月2例、9月4例であった。死亡の報告はなかったが、現在の発生動向調査では、発生の届出以降に死亡した症例を再度届け出ることは義務となっていない。しかしこのような場合には、修正報告として届け出て頂くよう地方自治体にお願いするものである。
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