インフルエンザ世界の情勢(速報)
ヨーロッパ:チェコ(A型:9月始めから急性呼吸器感染が15歳以下の小児に増加、10月第1週学童の散発患者3例陽性)、ベルギー(B型:9月中旬1例、10月2例)、スペイン(A型:10月6日3カ月児から)、フィンランド(A型:10月初旬幼児の散発患者3例から分離、中旬1例)、ベラルーシ(B型:10月)、フランス[A(H3N2)型:10月8日にタヒチから到着した幼児から、B型:10月末ベルギーから訪れた小児を含む2例から分離]、スウェエーデン(A型:10月末香港から到着した1例から)。
北米:カナダ(A型:9月後半4例、10月小児24例から)、米国[A型:9月にハワイで12例、イリノイ州で1例、ニューヨーク州で A(H3N2)型1例、B型:10月第3週1例]。
南米:チリ[A型:8月からの流行は9月がピークであったが10月初旬も継続、型別された分離株はA(H3N2)型]、アルゼンチン(A型:9月からの流行が10月も継続中)。
オセアニア:タヒチ[A(H1N1)型:9月に集団発生、 A(H3N2)型:10月]、ニュージーランド[9月にB型4例、 A(H3N2)型42例、 A(H1N1)型4例]。
アフリカ:セネガル[A(H3N2)型:8月2例、A(H1N1)型:8〜9月5例、B型:9月3例]、南アフリカ(A型とB型:9月に数例)。
(WHO、WER、72、No.40-46、1997)