<速報> エコーウイルス30型による無菌性髄膜炎の地域的集団発生−埼玉県

県南部U市の一地域において1997年11月下旬〜12月中旬にかけて、無菌性髄膜炎の発生が続いた。患者13人のうち5人が同一の保育園に通っており、また、3人はこれらの家族であった(うち1人は成人)。他の症例も近くの保育園、幼稚園、小学校に通園、通学していた。

6人の髄液についてウイルス分離を実施したところ、全例からエコーウイルス30型が分離された。

埼玉県衛生研究所 篠原美千代 内田和江
         島田慎一  後藤 敦

今月の表紙へ戻る


IASRのホームページに戻る
Return to the IASR HomePage(English)

iasr-proc@nih.go.jp

ホームへ戻る