エコーウイルス6型の分離、1998年−福岡市

サーベイランスでエコーウイルス6型(E6)が、6月末に無菌性髄膜炎患者から初めて分離され、7月に3株、8月に1株、9月に4株分離された。無菌性髄膜炎の患児からの検出が多く、今のところ福岡市(3例)とその近郊(6例)からのみ分離されている。過去において、E6は福岡市では1992年に分離されており、福岡県全体でみても1994年以来である。概要をに示す。なお、無菌性髄膜炎の福岡県および福岡市における患者数は、5月から急増し7月にピークとなったが、8、9月には減少している。

福岡市保健環境研究所微生物課

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