英国アイアンビルの髄膜炎菌性疾患

英国ダービーシャー南部、人口1,584名のアイアンビルでC群髄膜炎菌による5件の症例が報告された。アイアンビルのC群髄膜炎菌症の発生はこれまでの英国での発生状況の100倍と非常に高いもので、しかも、発症例の中には髄膜炎菌の莢膜多糖体ワクチンの接種を受けた者や、抗菌薬の予防内服を受けていた者も含まれていた。

これらの状況をふまえ、C群髄膜炎菌混合ワクチンの使用が例外的に使用されることになった。この試みにより、1〜11歳の年齢層に対するC群髄膜炎菌混合ワクチンの評価が明らかになるであろう。

(CDSC、CDR、9、No.34、297、1999)

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