ディップによる赤痢の集団発生−米国・カリフォルニア、オレゴン、ワシントン州
2000年1月10〜23日にかけ西海岸の3州で、少なくとも30例のShigella sonneiによる集団感染が確認され、現在も症例の見つけ出しが続けられている。感染源の食品は、カリフォルニア州で生産されたメキシコ風味のディップ(クリーム状の食品)で、豆、サルサ、グアカモール、ナチョ・チーズ、サワークリームの5種類入りであった。1月21日に、製造業者は汚染が疑われる製品を自主的に回収した。
(CDC、 MMWR、 49、 No.3、 60、2000)