今冬のインフルエンザ総合対策の推進について
(Vol.21 p 268-269)

健医感発第96号
平成12年11月2日

都道府県
政令市衛生主管部(局)長殿
特別区
厚生省保健医療局
結核感染症課長

インフルエンザは、毎年冬季に流行を繰り返し、国民の健康に対して大きな影響を与えている我が国最大の感染症である。また、近年、高齢者施設における集団感染、高齢者の死亡等の問題が指摘され、その発生の予防とまん延の防止が重要な課題となっている。

そこで、厚生省においては「インフルエンザに関する特定感染症予防指針」(平成11年12月21日厚生省告示第247号)に基づき、今般、別添のとおり「今冬のインフルエンザ総合対策について」を取りまとめ、本総合対策に基づいて各般の施策を実施していくこととしたので、貴管内市町村、関係機関及び関係団体に対する周知及びインフルエンザ予防対策の徹底方について、よろしくお取り計らい願いたい。

また、インフルエンザ対策は、衛生主管部局のみならず、民生主管部局、教育主管部局等を含めた総合的な取組み、さらには、医師会等の関係団体との密接な連携が重要であり、インフルエンザの流行前から情報提供等を積極的に図られたい。

なお、今後厚生省の関係課からインフルエンザ対策の通知を発出する予定であるので、念のため申し添える。

今月の表紙へ戻る


IASRのホームページに戻る
Return to the IASR HomePage(English)

idsc-query@nih.go.jp

ホームへ戻る