世界エイズデー:2000年12月1日−米国
(Vol. 22 p 9-9)

国連エイズ計画による今年の世界エイズデーのテーマは"All Men−Make a Difference!"であり、男性が、自分自身、パートナー、家族に対するHIV感染のリスクについて知識をもち、HIV感染の拡大をくい止めるための役割を果たすことを求めている。米国では、生存しているHIV感染者およびAIDS患者のほとんどが男性であり、男性の行動がパートナーに感染の機会を与えていることが多い。また、男性と女性の社会的な力に実質的な差がある文化圏においては、予防における男性の役割に焦点をおくことが、HIV感染の拡大をおさえるのに必須な手段となる。

米国では2000年6月現在で、AIDS患者753,907人が報告されており、そのうち438,795人が死亡している。有効な抗ウイルス療法により、1996年からAIDSによる死亡は減少しはじめたが、1999年までに、AIDSによる死亡とAIDSの発症状況は横ばいになっている。1992年以来、米国におけるHIV感染の発生は横ばい傾向であり、毎年約4万人の感染者が発生していると推計されている。1998年末の時点で、HIV感染者は80〜90万人とされる。このうち約3分の1は、自分がHIVに感染していることを自覚していない。また、米国民の約4%(400〜500万人)は、HIV感染についてのハイリスク群であると考えられている。

(CDC、 MMWR、 49、 No.47、 1061、 2000)

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