C群髄膜炎菌性髄膜炎(C群髄膜炎)の予防接種キャンペーン、 2002年−オランダ

(Vol.23 p 150-150)

オランダでのC群髄膜炎の症例数は1999年の86例(全髄膜炎症例の15%)、 2000年の105例(同19%)から2001年の275例(同38%)に増加した。2002年は1〜3月までに108例(同44%)のC群髄膜炎が確認されている。

オランダ保健省は、 1歳以上の子どもに対しC群髄膜炎に対するワクチン接種を実施することを決め、 MMRを接種する生後14カ月に同時に行う予定である。また、 近年のC群髄膜炎の集団発生事例に対応するため、 比較的リスクの高い14カ月〜5歳と15〜18歳の子どもに、 夏休み前にC群髄膜炎の予防接種を行う予定である。それ以外の残りの小児には2002年9月〜年末までにワクチン接種を予定している。

(Eurosurveillance Weekly、 No.18、 2002)

今月の表紙へ戻る


IASRのホームページに戻る
Return to the IASR HomePage(English)

idsc-query@nih.go.jp


ホームへ戻る