バングラデシュで初のデング出血熱の流行
2000年の夏、 バングラデシュで初めて全土に及ぶデング熱の流行が発生した。ダッカ市内の病院のデング熱患者のサーベイランスを行ったところ、 デングウイルスの抗体検査(ELISA)およびウイルスRNA検査(RT-PCR)による陽性者が176名確認された。患者の多くは成人であり、 そのうち39%にデング出血熱が確認され、 0.6%はデングショック症候群であった。8人の患者からデング3型のウイルスが確認された。
(CDC、 EID、 8、 No.7、 738-741、 2002)
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