メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)による皮膚感染症の集団発生、 2002〜2003年−米国

(Vol.24 p 69-69)

2002年にロサンゼルス保健局(LACDHS)はMRSAによる皮膚感染症の集団発生3件を調査した。通常、 MRSAの集団発生は医療施設で起こるが、 最近は、 刑務所やスポーツチームなど集団生活をする様々な環境において起きている。以下に3つの集団発生を報告する。

1)2002年9月、 同じチームに所属する2人のスポーツ選手がMRSAによる皮膚感染症で入院した。その他の症例は確認されなかった。感染源は判明しなかった。

2)2002年11月、 2つの大きな感染症病院から男性同性間性的接触者(MSM)のグループでMRSAによる皮膚感染症が報告され、 LACDHSがリスクファクターの研究を始めた。

3)最近、 LACDHSがロサンゼルスの刑務所でのMRSAの集団発生を調査した。2002年に、 928人の受刑者にMRSAによる化膿創が報告された。MRSAによる皮膚感染症で入院した66人の受刑者のうち、 39名のカルテから全員が皮膚の傷があったことがわかった。後に10名は敗血症、 心膜炎や骨髄炎を含む侵襲性疾患に侵された。

(CDC、 MMWR、 52、 No.5、 88、 2003)

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