水痘の年間発生の減少、 1990〜2001年−米国


(Vol.24 p 299-299)

1990〜2001年の間に、 4つの州(イリノイ州、 ミシガン州、 テキサス州、 およびウエストバージニア州)で水痘のサーベイランスが適切に実施されている。それによると、 水痘発生率は4州すべてにおいて順調に減少しており、 テキサス州での人口1,000対0.3(2001年)から、 イリノイ州での人口1,000対0.9(2001年)の範囲であった。1990〜1994年の平均発生率と比較して、 2001年の水痘の減少は、 イリノイ州の67%からミシガン州の82%までの範囲であった。発生率のこの減少はワクチン接種率の増加と相関していた。2001年での19〜35カ月の小児の水痘ワクチン接種率は、 イリノイ州で57%、 ウエストバージニア州で73%、 ミシガン州で77%、 テキサス州で84%であった。

(CDC、 MMWR、 52、 No.37、 884-885、 2003)

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