2003年10月16日、オーストラリアインフルエンザワクチン委員会(AIVC)が召集され、2004年シーズン用インフルエンザワクチン製造にむけたウイルス株選定会議が行われた。WHOが推奨した南半球向け2004年用ワクチン株を採用し、会議において最新の疫学、ウイルス株の情報を考慮した結果、ワクチン株として以下のものが推奨された。
A/H1N1型：
A/New Caledonia/20/99(IVR-116)
(A/New Caledonia/20/99類似株)
A/H3N2型：
A/Kumamoto(熊本)/102/2002(IVR-135)
A/Wyoming/3/2003(X-147)
(A/Fujian(福建)/411/2002類似株)
Ｂ型：
B/Brisbane/32/2002
B/Shandong(山東)/7/97
(B/Hong Kong(香港)/330/2001類似株)
(Australia CDI, 27, No.4, 2003)
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