髄膜炎菌感染症症例発生後の抗菌薬による薬物予防の推奨−英国
髄膜炎菌感染症症例の発生後に、発端患者、家庭内接触者や保育施設の小児に対して抗菌薬で薬物予防することの有効性についての研究結果が、British Medical Journalに掲載された。この研究は、10症例以上について薬物予防の有無による結果を比較した論文を収集・再検討したメタアナリシスで、患者の家庭内接触者に対する抗菌薬の薬物予防が発症のリスクを89%低下させると結論づけ、薬物予防を推奨している。
(CDSC, CDR Weekly, 14, No.24, 2004)
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