
病原微生物検出情報 Vol.31, No.7 (2010年7月)に掲載された厚生労働省の院内感染対策サーベイランス(JANIS)事業の2007年7月〜2009年12月までのアシネトバクター属における多剤耐性株の割合の年次推移(1ページ特集の表1)、多剤耐性アシネトバクターが分離された検体の内訳(11ページ特集関連情報の表1)についての集計結果に誤りがありました。2010年6月までのデータを含めた更新情報として修正させていただきます(以下、表1および表2)。なお、2009年、2010年1月〜6月は暫定データを用いた情報です。
多剤耐性アシネトバクターが分離された入院患者では、男女比は6:4でやや男性が多く、年齢は0〜98歳と幅広い分布を示し、その中央値は71歳であった。
国立感染症研究所細菌第二部
山根一和 松井真理 鈴木里和 荒川宜親
厚生労働省院内感染対策サーベイランス事務局
山岸拓也 筒井敦子
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