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1992年前半にエコーウイルス11型(E11)の報告が増加した。必ずではないがほとんどの年に1〜2種類のエコーウイルス(年によって型が異なる)の報告が増加する。最近E11の報告がめだったのは1988〜89年である。過去20年間E11は3〜5年ごとに増加を示した(1972〜73,1977〜79,1981〜83,1985〜86,1988〜89)。1992年の報告は大部分年少児からの分離で,主な症状は無菌性髄膜炎であるが,無症状接触者からの分離も多く報告された。
(CDR,2,28,125,1992)
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