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ケニアを旅行した2英国人がマラリアで死亡した。マラリア予防のための3原則(知識,蚊にさされない,予防投薬)に対する注意を喚起する必要がある。罹患を100%防御する予防薬はないから,マラリア発症または流行地帰りの発熱は緊急治療を要する。特に西アフリカは多剤耐性P. falciparumが流行しているので薬剤の選択が問題である。
1992年前半に英国で5死亡例(3ケニア,2西アフリカ)が報告された。1991年は最近では最多の12例が報告された。すべてアフリカにおいて罹患した例であった。
(CDR,2,31,142,1992)
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