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Vol.16 (1995/4[182])

<国内情報>
日本のHIV感染者等の状況(平成7年2月末日)


平成7年3月31日



エイズサーベイランス委員会の結果報告について

 1. 平成7年1月1日〜2月末日までの間に,医師から各都道府県知事および指定都市市長に報告されたHIV感染者等は患者17名,感染者37名の計54名であった。患者および感染者54名の内訳は,

(1)感染原因別では,異性間性的接触26名,同性間性的接触11名,その他・不明17名であった。

(2)性別では,男性43名,女性11名であった。

(3)年齢区分別では20歳代9名,30歳代19名,40歳代15名,50歳以上10名,不明1名であった。

(4)国籍別では,日本人35名,外国人19名であった。

(5)感染地域別では,国内20名,海外18名,不明16名であった。

 2. 今回は,患者・感染者54名のうち,報告の26名が異性間性的接触によるものであった。このうち,日本人の報告は,男性15名,女性3名の計18名であり,感染場所は国内9名,海外8名,不明1名であった。

 3. 外国人の女性は8名であり,大部分が東南アジア地域の女性であった。

 4. 今回19名の死亡報告があり,「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの報告と合わせ累積死亡報告数は555名となった。



厚生省エイズ結核感染症課


HIV感染者情報(平成7年1月1日〜2月末日)
エイズ患者等の届け出状況(平成7年2月末現在)
(参考)凝固因子製剤による感染を除く患者・感染者等の状況
都道府県HIV感染者数(患者を含む)





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