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ガボンの首都リーブルビルから約400km東方のMayibout Uという村で24名のエボラ出血熱患者が報告され,うち17名死亡。流行は1996年2月13日に19名の患者(9名死亡)が発生した時点で報告され,患者は2月5,6日に高熱,出血性下痢,結膜出血でMakokou地方病院に入院した。エボラウイルスが入院患者の材料から分離されている。
WHOは以下の重要な要因により,ガボンでの流行が限定されたものであるとしている。保健省がその脅威を早期に認識し,適切な対応を素早くとったこと,政府が大衆に出血熱について感染ルートや防御策の大規模なキャンペーンを行ったこと,最後に,ガボンでの流行は人口密度の低い地方で,起こったことであり,これは感染の拡大を抑えるのに好都合であったが,散発的な二次感染は予期される。
*WHOはガボンへの旅行の規制は勧告しない。
(WHO,WER,71,No.9,71,1996)
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