インフルエンザウイルス(季節性+AH1pdm)分離・検出状況 2010年第36週〜2011年第19週
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インフルエンザウイルス分離・検出状況 2010年第36週(9/6-12)〜2011年第19週(5/9-15) (2011年9月6日現在報告数) |
国立感染症研究所・感染症情報センターには地方衛生研究所(地研)から「病原体個票」が報告されている。これには感染症発生動向調査の定点およびその他の医療機関、保健所等で採取された検体から検出された病原体の情報が含まれる(参考図)。 |
2010/11シーズン当初はAH3亜型の報告数がAH1pdmを上回っていたが(速報参照:新潟県最終報告)、第49週以降、AH1pdmが増加した。AH1pdmは第3週をピークに減少し、第7週以降は再びAH3亜型の報告数がAH1pdmを上回った。第12週以降はB型の報告数がA型の報告数を上回っている(速報参照:沖縄県)(図1)。
2010/11シーズンには2011年第19週までにAH1pdmが全都道府県から6,244件(速報参照:茨城県)、AH3亜型が全都道府県から3,769件、B型はビクトリア系統株が44都道府県から1,327件(速報参照:横浜市)、山形系統株が13道県から33件(速報参照:三重県)、系統不明株が32都道府県から351件報告されている(図2)。
AH1pdm(6,244件)が分離・検出例全体(11,724件)の53%、AH3亜型(3,769件)が32%を占め、B型(1,711件)は15%を占めている。
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<参考図> 週別インフルエンザ患者報告数とインフルエンザウイルス分離・検出報告数の推移、 2008年第36週〜2010年第19週 | |
・インフルエンザウイルス分離・検出状況 2009年第19週(5/4-10)〜2010年第19週(5/10-16) (2010年5月13日現在報告数) |
国立感染症研究所感染症情報センター 病原微生物検出情報事務局 |