バングラデシュ保健省は、同国初のH5N1鳥インフルエンザのヒト感染症例を確認した。症例はバングラデシュにある国際下痢症研究センターによって行われている季節的サーベイランス活動により、遡って明らかになった。


症例はダッカのKomalapurに住む16ヶ月の男児である。男児は2008年1月27日に発症し、その後回復した。症例は、WHOのH5リファレンス実験施設であるアメリカ合衆国の疾病制御予防センター（CDC）によって、A(H5N1)に感染していると確認された。症例は家で生きた鶏および殺処分した鶏への曝露があった。家族や近所の人から検体が収集された。全員が現在のところ健康である。