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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−エジプトにおける状況−更新20

      2009年7月1日 WHO(原文


  エジプト保健省は2009年7月1日、鳥インフルエンザA/H5N1の新たな確定ヒト症例を3例報告した。

 1つ目の症例は、Domiat行政地区の1歳の男児である。男児は2009年6月1日に症状を呈し、6月2日に入院した。オセルタミビルの投与を受け、状態は回復し、6月9日に退院した。

 2つ目の症例は、Dakhlia行政地区の4歳の女児である。女児は2009年6月5日に症状を呈し、6月6日に入院した。オセルタミビルの投与を受け、状態は回復し、6月14日に退院した。

 3つ目の症例は、Kaleen行政地区Kefr El Sheikh地区の1歳の男児である。男児は2009年6月15日に症状を呈し、2009年6月16日にKefr El Sheikh発熱病院に入院した。オセルタミビルの投与を受け、安定した状態にある。

 感染源に関する調査によると、3例とも死んだ家禽や弱った家禽に対する濃厚な接触があったことが指摘されている。症例はエジプト中央公衆衛生研究施設において確認された。

エジプトでこれまでに確認された81例のうち、27例が死亡している。



(2009/7/7 IDSC 更新)
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