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WHO 更新情報 |
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鳥インフルエンザ:トルコにおける状況−更新6
2006年1月18日 WHO(原文) |
1月16日に確認された、同じくDogubayazit地区からの2人の患者のように、この症例の曝露は、政府による公衆教育強化キャンペーンの始まる前に起こっている。もっとも影響の甚大なトルコ東部における迅速調査によると、殆どの住民が鳥インフルエンザ感染と感染のリスク要因に関して知ってることが判明した。この知識によって住民の行動にも変化が現れており、ヒト感染のおこる機会は減少すると考えられる。 鳥インフルエンザウイルスは、現在トルコの多くの地域の鳥に感染していることが知られているため、ごく近い将来にまたヒト症例が追加報告されるはずである。しかしながら、感染リスクの高い行動は少なくなり、現在行われている殺処分は感染鳥の数を減少させるので、今後報告される症例数は少なくなると考えられる。 新しく確認された症例により、トルコによる患者総数は21人となる。そのうち4人が死亡しており、その全員がDogubayazit地区からである。 実験室検体の二回目発送分が、昨日イギリスにあるWHO協力研究施設に到着した。同施設では、確定診断を提供するだけでなく、ウイルスの特徴を調べ、遺伝子および抗原解析を行う。これらの研究は、ウイルスが進化をしているかどうかを判断するのに役立つ。ウイルスの抗原分析は、現在行われているパンデミックインフルエンザワクチンの開発が妥当であることを保証するのに役立つ。暫定的な結果は、今週後ほど出る予定である。 (2006/1/24 IDSC 掲載) |
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