死亡統計、1996年(暫定データ)−米国
1996年の米国の推計死亡者数は2,322,265人で、暫定粗死亡率は人口10万人当たり 875.4人であった。年齢補正死亡率は標準人口10万人当たり 493.6人で空前の低レベルであった。これはエイズによる死亡率の低下(26%)が最も影響しているが、その他心疾患(3%)、悪性新生物(1%)、殺人(11%)、自殺(4%)、事故(1%)、肺炎・インフルエンザ(2%)による死亡率も低下していた。逆に糖尿病による死亡率は2%増加した。推定平均余命は76.1歳に上昇し、乳児死亡率は出生 1,000当たり 7.2に減少した。乳児突然死症候群による死亡率は約15%減少し、乳児死亡率の減少の1/3を占めていた。
(CDC 、MMWR、46、No.40 、941 、1997)