<速報> エコーウイルス30型による無菌性髄膜炎の流行−佐賀県

佐賀県内の無菌性髄膜炎患者報告数は、1998年3月が1名、4月が10名、5月に32名と、4月〜5月にかけて急増し、6月に入っても患者発生がみられている。

4〜5月に採取された髄液17検体についてウイルス分離を行ったところ、エコーウイルス30型が8株分離された。患者の年齢は、0〜15歳で、5〜9歳が最も多かった。

佐賀県衛生研究所 江頭泰子 船津丸貞幸 諏訪與一

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