2003年8月、 イングランド、 ウェールズ、 スコットランドから、 Salmonella Bareillyの感染者60例が報告された。年齢は1〜93歳で、 性差はみられなかった。7月30日〜8月12日にかけての発症が多く、 感染源が持続したと考えられる。
英国でのS . Bareillyの分離は珍しく、 2002年には38例の報告であった。1995年以来、 S . Bareillyに汚染されたエビ、 香辛料、 魚、 卵などの食品が確認されている。
(CDSC、 CDR Weekly、 13、 No.35、 2003)