Vol.3 (1982/2[024])
1980年にチフス菌を含め計30,004のヒトからのサルモネラ分離がCDCに報告された。前年度にくらべれば,3.6%ほどの減少となっている。この成績は臨床症状の存否を問わず,また,慢性症例と回復期保菌者との区別についての考慮もしていない受身での集計であるが,過去と将来を比較する際の資料として価値がある。表に血清型の発現頻度を示した。 (WHO,WER,No.1,Jan.,1982) 表