|
インド:西海岸地域で初めて日本脳炎が報告された。1982年6月1日〜8月5日までにGoaの25例(内死亡11)中14例について調査された。5例が15才以下,4例が16〜19才,5例が20才以上。男女比は2.5:1。ウイルス分離が行われた死亡2例中1例から日本脳炎ウイルスがとれた。発病後7〜10日と15〜33日の血清についてCFおよびHI試験が実施され,13例中9例で日本脳炎ウイルス感染が確認された。
ネパール:日本脳炎散発が1982年5月から8月にかけて合計24例(死亡10)報告された。9月にはこの国の17の地方で437例(死亡216)に急増した。ただちに対策が講じられた。
(WHO,WER,57,42,327,1982)
|