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内臓をとって塩漬け,日干ししたマス(whitefish)を10月30,31日に食べたニューヨークのロシア移民父子が11月2日発症,便からE型ボツリヌス毒素を検出した。一方,ニューヨークで10月17日にこの魚を買って持ち帰った5例(1例死亡),その後さらに1例がイスラエルで発症し,1人の血清と魚からE型毒素を検出した。いずれもニューヨークの同一会社の製品で,当局は販売停止と回収を命じた。この干物(ribyetzまたはkapchunka)はロシア移民の郷土食で,近年2回ボツリヌス症の原因となっている。
(CDC,MMWR,36,No49,1987)
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