Vol.9 (1988/3[097])
1987年10月5日〜23日の船によるツアー(香港−上海−釜山−煙台−秦皇島−北京−空路米国)でインフルエンザA(H3N2)が流行,帰国後乗客427(中間値66歳)中277を調査したところ104名が感染,発症のピークは上海訪問後6日,釜山後3日目,7人が肺炎,帰国後5人が入院した。10/28が家族内感染を報告。分離株は1987年4月アジアで分離された株と類似型である。 (CDC,MMWR,37,No.4,1988)