Vol.9 (1988/6[100])
3月に入って58例のS.saintpaulの分離が報告された(前年中の発生は101)。56名の患者の性別は男32,女24。年齢分布は25〜44歳が28例であった。共通食として,もやしが推定された。 (CDR,88/12,1988) 4月8日までにS.saintpaul感染者は98例に達した。疫学的,細菌学的調査の結果,もやし製造者,製造所の環境,もやしから同一血清型菌が分離された。 (CDR,88/14,1988)