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Vol.9 (1988/11[105])

<外国情報>
水痘−シンガポール


水痘が増加し,1988年前半6ヵ月の発生数は,4,628(前年の78.1%増)である。これは10〜20年をサイクルとする流行型(前回は1965年)のピークにあたることを意味し,患者は15〜24歳が最も多い。ワクチン委員会は検討の結果,ワクチンを推奨せず。理由としてワクチンが未だ試行段階にあり,米国FDAが未認可,高価(40〜100米ドル),一般接種プログラムを開始した国がない,をあげている。

(Singapore,ENB,14,No.8,1988)



Reported chickenpox cases in Singapore,1950−1988*





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