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1988年インフルエンザシーズンの主流はA(H3N2)で,7〜8月がピークであった。終り頃,A(H1N1)が散発的にみられた。Bはほとんどなかった(前シーズンはBが主流だった)。オーストラリアではA(H1N1)が広範に拡がり,A(H3N2)は局地的,Bは少なかった。ニュージーランド感染症対策諮問委の1989年用ニュージーランドワクチン推奨株は,A/Victoria/36/88(H1N1)類似株,A/四川/2/87(H3N2)類似株,B/Victoria/2/87(またはB/北京/1/87)類似株である。
(Virus Information Exchange Newsletter, 6,bP,1989)
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