Vol.10 (1989/6[112])
B19感染が増加中。本年中に407例が報告された。Slapped cheek syndrome(りんごほっぺ病,伝染性紅斑)の集発が子供に,関節痛が全年齢に,出血性および再生不良性貧血が先天性溶血性貧血や鎌状赤血球症をもつ患者で報告されている。時に無症状接触者で特異的IgMが報告される。年齢が報告された患者389中16%は15歳以下,77%は15〜44歳,6%が45〜64歳,1%が65歳以上。 (CDR,89/18,1989)