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Vol.10 (1989/7[113])

<国内情報>
今後のエイズおよびHIV感染者数の予測


 今後は血友病患者からは新しいHIV感染はほとんど発生しないと考えてよい。一方,主として男性同性愛者と異性間性行為による感染は増加を続けると思われる。リスク集団別に今後のエイズの動向を検討したが,それらを総合して全体の動向を予測した結果を表に示した。約4年後の1992年末にはHIV感染者は少なくとも累計約3,500人,エイズ患者数は330〜400人程度に増加しているものと予想される。



(Workshop on Epidemiology and Control of AIDS。1989年3月国立ガンセンター,「日本におけるエイズとHIV感染の現状,曽田 研二・横浜市大医学部」抜粋)


AIDS患者およびHIV感染者の推計





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