HOME 目次 記事一覧 索引 操作方法 上へ 前へ 次へ

Vol.10 (1989/8[114])

<外国情報>
デング熱−南太平洋地域


ポリネシア:1988年12月〜1989年4月までに,20,220例が報告された。患者報告は2月以降減少した。出血例,死亡例は報告されていない。流行型は1型である。

ニューカレドニア:1989年2月〜4月,18,000例が報告された。患者は都市部で2月末,地方では3月末から減少した。検査室報告によれば,大部分は3型であるが,1および4型も混在した。

バヌアツ:1989年4月にVilaで始まった流行で患者発生は増加し続け,6月2日までに499例に達した。48例の出血熱が報告された。マラリア,結核,または腎疾患との合併発症で6人が死亡。

(WHO,WER,64,16&27,1989)






前へ 次へ
copyright
IASR