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1988年10月〜1989年4月の7ヵ月間に160人がIgM検出で診断された。成人女性が最も多く57例だった。冬に増えはじめ,3月がピーク,発疹を伴った関節炎/関節痛が40%にみられ,特に女性に多かった。全体として,関節炎/関節痛を伴ったのは60%以上であったが,20歳以下では発疹単独が主症状だった。実験室診断患者の分布は,B19感染がWest Midlands全体に拡大したことを示した。
実験室診断例として成人女子が多いのは,妊婦の感染確認診断と,風疹との鑑別診断の検査例が多いためとみられる。本成績はB19感染が成人に一般的であることを示した。
(CDR,89/24,1989)
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