Vol.10 (1989/9[115])
ウェールズ北部のキャンプ地でサルモネラ食中毒が発生した。これまでに355名のSalmonella typhimurium感染者が報告されている。発病日は7月14〜26日に集中しており,44名が入院し,3名が死亡した。分離菌のファージ型はDT12であった。キャンプ地の肉店で売られていた豚肉および店内環境からも同一菌が分離された。 (CDR,89/29&30,1989)