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1988年CDCに615例が報告された。前年(592例)の3.9%増である。詳細が報告された555中362が検査室確認例である。4月〜7月の発生が81.2%。ダニ咬口62.8%。発熱92.8%,頭痛84.7%,発疹76.5%,掌の発疹50.6%。死亡率3.9%。発生は地域的に数州で大きく増加した。感染を避けるためには着衣とダニ駆除薬(よく使われるのはN,N-diethyl-m-toluamide:DEET)を使用する。不明熱でこれが疑われた場合はただちにテトラマイシンかクロラムフェニコールを投与する。子供および妊婦は後者の方がよい。
(CDC,MMWR,38,29,1989)
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