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1989年3〜5月までにCDCに報告された非ポリオエンテロウイルスは合計31株,内訳はCB5(16株),エコー6(2),CB3(1),CA3(1),E9(1),未同定(10)である。1988年の上位6種はE11(18.6%),E9(14.1%),CB5(10.6%),CB2(9.2%),E6(6.2%),CB5(5.1%)で,これらが全非ポリオ分離の64%を占めた。エンテロウイルスは米国で年間1〜2千万の上気道感染と数千の無菌性髄膜炎入院例の病因とみなされる。1970年以降の成績で,3〜5月報告の上位6種が7〜12月の平均50〜59%を占めている。
(CDC,MMWR,38,32,1989)
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