Vol.10 (1989/12[118])
A型は前シーズンが例外的に低調であった後,増加したとはいえ,今季も比較的低レベルである。感染報告1,279,ピークは1989年1週,A型分離株331中H1N1が238を占めた。H3N2は低レベルながら期間中みられたが,H1N1は11週には消失。B型は極端に少なく(35例)集発なし。インフルエンザ死亡報告は215(前年220),この80%は75歳以上である。 (CDR,89/42,1989)