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1988年の報告は464例(前年は752),内訳はHB259,HA171(8はHBキャリア),非A非B31(7はHBキャリア),2は非B,不明1で,HAと非A非Bが減少,HBは5年間一定である。急性肝障害による死亡例はHB3,非A非B4。報告中121(26.1%)が輸入例でそのうち50%は東南アジア,19%はインド亜大陸で感染している。HA,HBの発生はともに15〜24,25〜34歳群に多く,人種的にはHBで中国系がマレー,インド系より多いのに対し,HAはインド系が多い。非A非Bは25〜34および35〜44歳群が多く,男女比は3.4:1,中国系とマレー系が同率だった。シンガポールにおける急性肝炎のピークは常に貝類およびカキによるHAの集発によるもので,今回のHAの減少は貝類の輸入量の減少と相関している。
(ENB,XV,bX,1989)
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