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急性B型肝炎の検査確認報告中,子供の例は少なく,1982〜88年の報告患者9,018のうち102(1.1%)のみが15歳未満であった。年間報告数は8〜20例,乳児4,1〜10歳55,11〜14歳43。感染経路が推定された82例中,乳児(3〜4月齢)はいずれもHBsAgキャリア(抗HBe+)の母親から生まれた:22は家族内感染,40はキャリア率の高い人種の家系で,このうち13はHB高侵淫地に最近旅行,1例は輸血例があった;16はハイリスク者(血友病,施設居住者,静注乱用者)であった。
(CDR,89/47,1989)
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