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最初の報告は1989年7月の13例(死亡4例)で,その後10月25日以降増加し,12月28日までに845例,うち死亡例27(3%)が22州のうちの16州と連邦地区から報告された。202(24%)が5歳以下。死亡例/患者の内訳は5歳以下が7/202,5〜9歳6/198,10〜14歳0/59,15〜24歳5/156,25〜44歳2/102,45歳以上1/39,年齢不詳6/89。
その後,1月22日までに5,416例が報告された。うち1,500はデング出血熱である。1日平均約百例がCaracasで報告された。1月15日までに急性期血清39例中16からウイルスが分離,内訳は1型2例,2型8例,4型6例である。媒介蚊対策スプレーを実施した地域で発生は低下中。
(WHO,WER,65,No.2&6,1990)
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