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1989年10月31日〜11月1日のワークショップにおいて,70人以上の専門家によって検討された結論のサマリーが報告された。米国におけるAIDS患者発生数は1983年まで,どのカテゴリーでも増加するだろう。1988年10月〜1989年9月の37,500は前年の14%増である。1990年の推定値は52,000〜57,000,1993年は61,000〜98,000が新たに診断されるとみられる。生存者はそれぞれ101,000〜122,000および151,000〜225,000,死亡はそれぞれ37,000〜42,000および53,000〜76,000。AZTの使用が臨床的に発症リスクを1/3〜1/2に下げるというデータがあるが,患者発生数の傾向に及ぼす効果の評価のためにはまだデータが十分でない。
(CDC,MMWR,39,No.7,1990)
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