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Vol.11 (1990/7[125])

<外国情報>
ポリオ−カナダ


 1987〜88年に診断されたポリオ患者4例の詳細と委員会の審査結果が記述された。ワクチン接触例と診定された2例は,10ヵ月齢男児および3歳女児で,いずれもOPV投与を受けた兄姉やいとこと接触,便材料からポリオ3型株(ワクチン様)が分離された。他の1例はワクチン投与関連例とされた例で,OPV初回投与30日後に発症,発症後25日および30日の便材料から1型株と3型株(ワクチン様)が分離された。第4例は不活化ワクチンを生後2,3,6ヵ月齢に3回投与された9ヵ月齢男児で,発症後24日の便材料から野生型1型株が分離された。分離株はインド亜大陸の野生株に類似していた。発症5日と24日の血清で抗1型抗体が1:256から1:8,192に上昇(2型は1:8→1:16,3型は<1:8→1:8)。中東,インドなどからの来訪者の多い家庭なので,野生株の輸入関連例と診定された。

(WHO,WER,65,No.21,1990)






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