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Vol.11 (1990/9[127])

<国内情報>
感染症サーベイランス解析評価について(平成2年第2四半期)


平成2年8月7日



 1.小児科内科定点,病院定点の疾病

 概況:平成2年第2四半期の特徴は,手足口病の急増である。手足口病は例年より早目に4月から増加が目立ち,5月から6月に急増をみた。流行が大きかったのは最近では1988年であるが,発生カーブはそれを上回る勢いである。他のエンテロウイルス感染症は,ヘルパンギーナは例年なみのレベルのようであり,無菌性髄膜炎は昨年より少ない。

 麻しん様疾患は1989年まで減少してきたが,本年はぶり返し,昨年同期の約5割増の発生となっている。百日せき様疾患も毎年減少の傾向であったが,本年はぶり返し,昨年同期の約4割増である。風しんは1987年の全国流行から年ごとに減少し,本年は流行の谷間に当たるが,秋田,東海地区,鳥取,熊本など,一部の地域で流行がみられた。伝染性紅斑も全国的には流行の谷間に当たるが,北海道,宮城,関東地方で小流行がみられる。水痘の発生は,本年は例年にくらべて最低である。流行性耳下腺炎は昨年の流行が治まったところである。

 (1) 麻しん様疾患:麻しん様疾患は1987,88,89年と順次減少し,89年はこれまでの最低の発生状況となったが,本年は増加している。本年は当初から昨年を超え,88年並みか,それをやや上回る発生カーブで,第19週定点当たり0.77人のピークを示し,下降に向かった。最近のピーク時の報告数は,1987年第12週0.89人,88年第19週0.66人,89年第19週0.44人である。

 第1週から第26週までの累積報告数を年度別にみると1987年定点当たり17.04人,88年12.07人,89年7.67人と減少してきたが,本年は11.60人と昨年にくらべて約5割増の発生となっている。

 ブロック別にみると第26週までの累積報告数は,中国四国定点当たり21.57人,九州沖縄21.06人と西日本に多く,次いで近畿15.05人,東海北陸14.45人,北海道12.00人で,関東甲信越3.41人と東北1.43人はほとんど流行がみられない。

 累積報告数が定点当たり20人以上の県は,福井28.84人,滋賀26.00人,兵庫22.72人,島根34.13人,岡山50.22人,広島35.62人,愛媛21.03人,大分40.00人,宮崎30.66人,鹿児島29.53人,沖縄72.69人で,特に沖縄,岡山が多かった。これに対し,関東甲信越,東北ブロックでは埼玉6.40人の他は,すべて5人以下であった。

 (2) 風しん:風しんは1987年の全国流行の後は年ごとに減少している。毎年6月にピークを作るが,その高さも1987年第22週の定点当たり10.71人から88年3.79人(第22週),89年1.71人(第22週),本年度1.26人(第24週)と低くなっている。第26週ごとの累積報告数を年度別にみても1987年定点当たり152.68人から,88年56.46人,89年26.69人,本年度17.13人となっている。

 本年は流行の谷間といっても良いが,一部の地域ではかなりの流行がみられたことも特徴といえる。東北ブロックでは累積報告数が,秋田で定点当たり68.79人と特に高く,岩手の21.57人と福島の12.15人がやや多く,その他は少ない。東海地方では三重69.43人,愛知62.26人を中心として岐阜27.13人が続いている。近畿ブロックでは滋賀27.91人,京都14.31人,大阪37.46人,兵庫28.17人,奈良34.48人,和歌山31.08人とすべて10人以上の中等度の発生をみた。中国地方では鳥取の86.27人が特に多く,島根も13.08人を示した。九州では熊本81.48人が特に多く,大分10.22人,宮崎15.37人であった。指定都市では名古屋64.39人,大阪24.01人が目立つ。以上のごとく,秋田,三重と愛知,鳥取,熊本でかなりの流行を示し,近畿が一帯に小規模の発生を認めている。

 ブロック別には東海北陸38.70人,近畿29.21人,九州沖縄18.80人で,東北は秋田は多かったが,その他は少ないために15.20人,中国四国10.11人,北海道8.69人,関東甲信越3.30人は少なかった。関東甲信越は少ないが,そのうちで横浜市が13.85人,神奈川7.60人と小流行がみられている。

 (3) 水痘:水痘のカーブは,4月までの定点当たり1.5人台から連休後に2.0人を超えるようになったが,第23週の定点当たり2.23人が最高で,これまでのいずれの年度よりも下回っている。第26週までの累積報告数をみても,本年は定点当たり46.71人で1987年の同時期の77.14人,88年の60.30人,89年の62.58人にくらべて明らかに少ない。

 (4) 突発性発しん:突発性発しんはコンスタントな発生を示すが,この定点当たりの報告数も低下傾向がみられる。第26週までの定点当たり累積報告数は,1987年22.09人,88年20.82人,89年18.68人,90年17.82人である。ブロック別にみると北海道は低下の傾向は明らかではないが,その他のブロックはすべて下降傾向が認められる。水痘のブロック別も同様である。この点は検討すべき課題と思われる。

 (5) 流行性耳下腺炎:昨年は大流行の年で,7月第28週に定点当たり2.91人のピークを作った後は急速に落ちつき,本年になってからは毎週,定点当たり0.8人台の低い発生が続いている。

 本年に入ってからの第26週までの定点当たり累積報告数をブロック別にみると,全国平均22.04人に対して九州沖縄42.14人,中国四国40.42人,東北30.47人,北海道24.74人で西日本と北日本が比較的多く,近畿18.92人,東海北陸15.74人,関東甲信越9.40人が少ない。

 県別にみると,定点当たり累積報告数50人以上の県がいくつかみられるが,秋田54.00人の他は西日本に集中し,和歌山65.56人,鳥取65.20人,島根50.04人,香川75.61人,高知55.55人,大分66.04人,宮崎69.34人,沖縄85.23人で沖縄の流行が目立つ。

 (6) 百日せき様疾患:百日せき様疾患の発生数は少ない。感染症サーベイランスが開始された1981年に改良百日せきワクチンに切り替えられ,以後は毎年,減少の一途をたどり,1989年にはこれまでの最低となったが,今年は少しより戻しがみられる。

 第26週までの定点当たり累積報告数は1987年2.78人,88年1.47人から89年1.00人となったが,本年は1.38人で,昨年の約4割増である。年齢別頻度は大きなちがいはない。

 ブロック別の定点当たり累積報告数は九州沖縄ブロックが3.03人と特に多く,東海北陸1.87人,近畿1.47人,北海道1.36人,東北1.36人で,中国四国0.87人,関東甲信越0.68人が少ない。九州沖縄ブロックでは福岡県7.82人,うち北九州15.40人,福岡市10.23人,宮崎3.29人,鹿児島4.50人,沖縄3.38人と発生の多い県がならんでいる。その他では富山6.32人が目立ち,岐阜2.21人,大阪府2.04人,和歌山2.32人,岡山2.00人が多い。

 (7) 溶連菌感染症:特別変わった動きはない。1〜3月と5〜6月の山を作るが,本年の動きは例年の動きの幅の中間である。第26週までの定点当たり累積報告数は,本年は12.21人で,1987年同期の9.96人,88年11.39人,89年12.20人とくらべると昨年なみの発生である。

 ブロック別累積報告数は北海道定点当たり22.37人,東北19.00人,中国四国13.02人で,他は平均以下である。県別には北海道の他は,宮城24.91人,秋田24.4人,山形23.78人,埼玉20.67人,福井20.16人,和歌山20.12人,愛媛21.17人,大分20.15人が20人以上で,北日本に多い。

 (8) 異型肺炎:異型肺炎は1988年の全国的な流行後,次第に治まり,89年は毎週定点当たり0.3人前後の平坦なカーブが続いていたが,本年に入って0.2人またはそれを下回る程度の発生で,非流行期のレベルといえる。

 第26週までの定点当たり累積報告数は4.79人であるが,地域的には多少発生の多いところもあり,福井11.79人,岐阜11.74人,島根10.83人,広島11.47人,福岡県10.70人,福岡市20.15人,佐賀10.78人,大分11.15人,宮崎11.71人は全国平均の約2倍である。ブロック別には東海北陸8.01人,九州沖縄7.70人,中国四国6.35人が比較的多めである。

 (9) 伝染性紅斑:第26週までの定点当たり累積報告数は,全国流行のあった1987年の32.04人から88年4.67人,89年2.01人と下っていたが,本年は少し上向きで3.50人になっている。これは北海道,東北,関東の一部で小流行があったためである。

 累積報告数は北海道16.21人,特に札幌市は42.16人,東北では宮城15.50人,仙台市23.82人が多く,秋田も5.21人とやや増加した。関東では千葉5.77人,東京6.05人,神奈川6.33人,横浜市7.31人,川崎市10.55人と首都圏でやや増加している。東海以西は大分が5.26人である他は,ほとんど流行はみられない。

 (10)手足口病:3月から定点当たり週当たり0.1人を超え,4月から急増し,第21週で1.0人を超え,第26週4.77人と急峻なカーブで増加中である。

 年により流行の規模は異なり,第26週までの累積報告数は1987年4.19人,88年21.53人,89年1.63人と変動している。本年は20.60人で一昨年なみであるが,上昇カーブは88年を上回る勢いである。本年の流行は九州一帯と中国四国の一部で始まり,関東甲信越と近畿がこれを追いかける形で急増し,東北が続いた形である。第26週までのブロック別の累積報告数も九州沖縄が51.40人と特に多く,次いで中国四国25.97人,関東甲信越21.10人,近畿17.65人で,東北9.19人,東海北陸5.92人,北海道4.49人が少ない。

 九州は福岡61.45人,佐賀49.39人,長崎41.79人,熊本72.38人,大分49.00人,宮崎66.94人,鹿児島43.19人と6県すべて40人以上であるが,沖縄は8.88人と少ない。九州以外では香川50.09人,高知44.61人,新潟40.62人が多い。

 年齢分布をみると,大流行を反映して,4歳,5〜9歳の頻度が増加している。

 病原体情報によれば,手足口病からの分離報告としてエンテロウイルス71型(EV71)の報告が目立つ一方,地域によっては同時にコクサッキーウイルスA16型(CA16)あるいはコクサッキーウイルスA10型(CA10)の検出が報告されている。7月までの情報でEV71のみの分離が報告された地域は,秋田,山形,長野,島根,長崎および北九州市であり,一方,神奈川と香川からはCA16だけが報告されている。これに対して,福島,福岡および大分ではEV71と同時にCA16あるいはCA10の分離が報告されている。

 (11)ヘルパンギーナ:4月後半から動き出し,6月に入って急増した。手足口病が大流行であるのにくらべてヘルパンギーナは例年なみかそれを急峻にした発生カーブである。第26週までの定点当たり累積報告数は1987年20.46人,88年6.34人,89年9.05人で,少なめの88年,89年にくらべて本年は11.57人とやや増加している。

 本年は中国四国ブロック25.35人の発生が多く,東海北陸14.69人,九州沖縄11.99人と,西日本から増加しはじめている。この時点では近畿9.44人,関東甲信越8.51人,東北6.58人,北海道5.55人程度である。累積報告数20人以上の県は,山口43.40人,愛媛39.21人,岡山30.47人,鳥取27.13人,香川24.00人,大分22.63人と中国四国ブロックに集まっている。

 今年のヘルパンギーナからのコクサッキーA型ウイルス(CA)分離報告としては今までに,神奈川からCA5が1例,京都市からCA5が1例とCA10が2例,大分からCA5が1例とCA10が11例報告されている。去年はCA4だけが全国的に流行したので,今年は上記のようにこれ以外の型,CA5,CA10などがある程度の組合せでヘルパンギーナの流行病因となっているとみられる。

 (12)無菌性髄膜炎:病院定点からの月報では昨年より少なめである。1987年,88年は無菌性髄膜炎の発生は著しく減少していたが,89年は例年なみに近く,4月病院定点当たり0.53人,5月0.74人,6月1.14人,7月に2.04人のピークを作った。本年は4月0.22人,5月0.35人,6月0.88人と昨年を下回っている。

 去年の夏の無菌性髄膜炎では多種類のエンテロウイルスが地域的流行を起こしたのが特徴的であった。今年の髄膜炎患者からの分離として今までに報告されているウイルスは,神奈川からエコー(E)16が1,名古屋市からコクサッキーB(CB)2とE11が各1,愛知からE6が3,京都市からE30が1,広島市からCA9が1とE30が2,徳島からCA9が1,熊本からCB5が1,長崎からEV71が4などで,さらにムンプスが広く各地から合計28例報告されている。

 病院定点からの脳脊髄炎,MCLSの報告は特に変わりない。

 (13)感染性胃腸炎:本年は第2週の定点当たり5.18人から徐々に下がっており,平均的な発生状況といえる。5〜6月に小さい山を作ることもあるが,本年はあまり明らかではない。

 第26週までの定点当たり累積報告数をみると,中国四国ブロック100.80人,東海北陸97.75人,関東甲信越81.42人,近畿80.03人が全国平均78.79人より多く,九州沖縄64.00人,東北50.22人,北海道38.02人は少ない。県別には三重185.27人,島根168.83人,大分184.33人が全国平均の2倍以上である。

 年度別にみると第26週までの累積報告数は1987年71.65人,88年96.27人,89年83.13人に対して本年は78.79人で中間である。

 (14)乳児嘔吐下痢症:1989〜90年シーズンは,12月の発生は例年なみで,1月に入ってからは第2週2.54人のピークから徐々に下がっている。第26週までの定点当たり累積報告数は1987年32.32人,88年36.57人から89年は24.55人と減少したが,本年は23.41人で昨年なみの少ないほうである。

 ブロック別には九州沖縄36.75人,中国四国29.96人が多く,東北26.88人,東海北陸25.00人が平均以上である。県別では,宮城44.93人,三重41.18人,徳島48.00人,福岡67.25人,佐賀40.61人,大分47.78人,宮崎73.40人が多い。指定都市では北九州市57.70人,福岡市92.31人,札幌市42.29人が目立つ。

 (15)インフルエンザ様疾患:本年は第5週定点当たり40.08人のピークから,第15週1人以下となり,落ちついている。

 (16)咽頭結膜熱:咽頭結膜熱は第23週からわずかではあるが動き出した。

 2.眼感染症

 (1) 咽頭結膜炎(PCF):例年PCFは年齢分布で5〜9歳にピークがあるが,本年は流行も少なく,その傾向が今のところみられない。東北ブロックの岩手,秋田で累積報告数が多くなっている位,徳島,横浜においても同じ傾向がみられる。和歌山県の内科小児科定点からの報告が多いが,それに相対する眼科定点からの報告はみられない。

 (2) 流行性角結膜炎(EKC):20歳以上の年齢群に多い発生をみるのは例年と同じであるが,5〜9歳に多発している地域がある。東北(青森,福島),関東甲信越(茨城,群馬),九州沖縄(福岡,佐賀,長崎,鹿児島,沖縄)の3つのブロックは累積報告数が30を超えている。この四半期では青森が第20〜24週,群馬第21週,佐賀第24〜25週,鹿児島第24〜26週,福岡が第14〜26週に毎週1定点に平均5以上の発生がみられている。総対的には1987年から1989年の3年間で同じ週別推移をみせており,上記の特定の地域以外は特記すべきことがない。

 (3) 急性出血性結膜炎(AHC):30歳以上の年齢群に多いこの疾患は大流行をおこすことはなかったが,散発的に特定の地域に発生したと推定される。福島大7週に1定点平均5.6,患者総数28人がピークで,第16週〜20週にかけて多発している。山形においては第15週に1定点平均2.2,患者総数11人の報告がみられている。

 3.ウイルス肝炎

 (1) A型肝炎:1987年以来増加を続けている。例年増加し続けたものの,8月から1月まではほぼ同数で減少していたが,今年は1月から患者数が非常に多かったことに特徴がある。3月をピークに減少してきているが,7月以降どこまで減少するかが今後の注目点である。

 地域別にみると関東,東海,北陸で多発しており,中国,近畿でも患者数はやや多いと考えられた。県別では,愛知,群馬,福井,三重,鳥取,石川,兵庫,滋賀,東京,静岡,神戸で多発がみられている。

 年齢別にみると,これは例年通りの2峰性の分布であり,差はみられなかった。

 (2) B型肝炎:このところ,低いレベルで横ばいであり,年齢別にみても10代後半から40代に多く,これも例年通りである。地域別にみると神奈川県,千葉県,群馬県などの関東地方と島根県で多いことが注目される。

 (3) その他の肝炎:例年とほぼ同様であり,年齢差もみられない。地域別には北陸地方のほか,島根,沖縄,横浜,福岡,鳥取などで多い傾向がみられる。

 4.性感染症

各疾患の動向

 (1) 淋病様疾患:第1四半期では定点当たりの値は前年同期とほぼ同じであったが,第2四半期は第1四半期の0.50を上回り0.64と上昇した。なおこの時期は毎年上昇する時期ではあるが,昨年の第2四半期の値(0.57)と比較してもやや高く,今後の動向が注目される。

 (2) 陰部クラミジア症:第1四半期定点当たりの値は昨年の同期(1.25)よりやや高い値(1.34)で,今期の増加が憂慮されたが,第2四半期は1.51で昨年(1.50)とほぼ同じに留っている。ただし,5月,6月の定点当たりの人数は0.50,0.55と昨年の5,6月の0.44,0.51より上回っており,淋病様疾患と同様,今後の動向が気になる。

 (3) 陰部ヘルペス:季節的増加の傾向はヘルペスでも見られるが,昨年と全く同じであった。

 (4) 尖圭コンジローム:1987年に多発し,その後減少傾向にあったが,本年はやや昨年より増加する傾向が見られる。第1四半期は0.35で昨年の同期(0.32)とほぼ同じであったが,今期は0.40とやや上昇しており,昨年同期(0.31)と比較しても1期,2期とも昨年よりやや高い。

 (5) トリコモナス症:1987年以来減少傾向にあるが,今期も昨年同期(2.48)に対しさらに低く,2.10に留っている。

          年 1〜3月  4〜6月

淋病様疾患     1989  0.52  0.57

          1990  0.50  0.64

陰部クラミジア症  1989  1.25  1.50

          1990  1.34  1.51

陰部ヘルペス    1989  0.85  0.93

          1990  0.84  0.94

尖圭コンジローム  1989  0.32  0.31

          1990  0.35  0.40

トリコモナス症   1989  2.32  2.48

          1990  1.19  2.10

 淋病様疾患に対する他の性感染症の症例比:第1四半期と同じでその比率は全く変わっていない

  1)陰部クラミジア症 1.0

  2)陰部ヘルペス   0.4

  3)尖圭コンジローム 0.3

  4)トリコモナス症  0.4

 各疾患の症例報告数の男女比(男性を1とする)

  1)淋病様疾患    0.11

  2)陰部クラミジア症 0.35

  3)陰部ヘルペス   0.62

  4)尖圭コンジローム 0.27

 となっており,第1四半期とほぼ同じである。



結核・感染症サーベイランス情報解析小委員会





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