Vol.11 (1990/11[129])
カトマンズで8月から続いている下痢症の集団発生は9月20日までに患者数24,712(死亡466)に達した。556例中243例(43%)からコレラ菌が検出されている。当地では流行対策がとられ,他の地域に新たな流行が広がることはないと見られるが,旅行者は生水,生ものを喫食しないよう注意を呼びかけている。 (WHO,WER,65,No.40,1990)