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1989年6月以降,1病院で20人の急性HB患者と,さらに7人のHB感染が確認され,すべて同一病棟に入院した患者で,多くが糖尿病だった。検査された13人すべてがayw3型だった。この亜型は比較的まれ(キャリアの10〜20%)な型である。毛細管血液採血のための指を刺す器具の使用が感染要因であった。糖尿病患者は採血回数が多く,入院期間が長い。この用具は針と固定台がディスポーザブルで,針は患者ごとに交換したが,固定台は交換していなかった。フランスの調査で固定台の血液汚染が20%に起こることが証明されている。個別包装式器具に変更して以来,感染はおこっていない。
(CDC,MMWR,39,No.35,1990)
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